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栃木県足利市の教育委員会は、学校給食での食物アレルギーに対応するために、独自のマニュアル「食物アレルギー対応マニュアル」を作成した。本年度から市立の全小中学校に配布し、活用を始めている。
マニュアルでは、学校給食でアレルギー対応が必要な生徒の基準を明確化し、「原因食品」、「症状」などの調査や保護者との面談といった対応開始までの流れを整理している。
具体的な対応としては、まず、調理場と家庭、学校が献立表でアレルゲン食品(アレルギー反応を起こす原因となる食品)を確認し、その上で、(1)弁当の持参、(2)給食からのアレルギーの原因となる食品の除去、(3)個別のアレルギーに対応した代替食の提供など、状況に応じた対応を実施していく。
さらに、足利市では「学校給食食物アレルギー相談医」を新たに設置し、調理場の栄養士らへの助言や指導、保護者の相談への対応を行なっていくという。
「食物アレルギー対応マニュアル」は足利市のホームページからダウンロードできる。
宮城県立こども病院などは昨年4月下旬から1か月の間にアレルギー疾患を持つ子ども402人の親にアンケート調査を行った。その結果、昨年の震災直後にアトピー性皮膚炎のある子供の多くが症状が悪化していたことがわかった。
アトピー性皮膚炎の子供のケースでは、55%が「ひどくなった」と回答した。震災直後に困ったこととして、「入浴できず、湿疹が悪化した」が最も多く衛生環境の悪化が影響したものとみられている。
食物アレルギーがある子供のケースでは、63%がアレルギー用の食品入手が困難だったと回答した。困った事としては、「支援物資、炊き出し、配給などが食べられない」との意見があった。
株式会社セブン&アイ・フードシステムズの運営するファミリーレストラン「デニーズ」は3月13日から米粉バンズを使用したハンバーガーメニューの販売を開始する。
「デニーズ」では2002年から特定原材料を使用しないお子様向け食物アレルギー対応メニューに取り組んでおり、お客様からの「ハンバーガーが食べたい」という多数の声にお応えしたもの。 同時に「米粉パンのハンバーガーキット」(3,300円)のインターネット販売も開始。近くにデニーズの店舗がない方でも家庭でデニーズのメニューが召し上がれるという。
<インターネット販売「おうちデニーズ」はこちらから>
食物アレルギーの原因となる食物を徐々に増量しながら食べさせて耐性を誘導する方法である「経口免疫療法」について、「食物アレルギーの診療の手引き2011」検討委員会は「現時点で一般診療として推奨しない」とした。
厚生労働省では平成21年度〜平成23年度にかけて「食物アレルギーの発症要因の解明および耐性化に関する研究」を行っており、この研究班が一般医向けに作成した「食物アレルギーの診療の手引き2011」のなかで経口免疫療法について記述している。それによると、経口免疫療法により必ずしも耐性が獲得できるわけではなく、治療中に症状が誘発され、重篤な副反応も起こりうるといい、経口免疫療法は専門の医師が患者及び保護者から十分なインフォームド・コンセント※を得たうえで、救急体制に万全を期した上で慎重に取り組むことが強く推奨されるとしている。
<※インフォームド・コンセント>
医師が患者に対して、治療の方法や意味、効果、危険性、治療後の予想、費用などについて、十分にかつ分かりやすく説明をしたうえで治療の同意を得ること。