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最新のお知らせ

2010年

【全国】2010年12月:食物アレルギーのバイブルを出版(第一出版)

第一出版社はこのほど「食物アレルギーA to Z−医学的基礎知識から代替食献立まで」を出版した。食物アレルギーの基礎から原因食品、社会における対応の状況、子どもや保護者に対する支援、対応食の献立にいたるまで幅広い内容を網羅している。管理栄養士や栄養士をはじめ、医師、薬剤師、看護師、保健師、保育士、小・中・高校教諭、農学、薬学、栄養・食品学系の学生、企業等の技術者、研究者、そして食物アレルギー児の保護者など多くの方々を対象としている。これまでの同種の専門書は医師だけによって書かれたものが多かったが、本書はたとえば、アレルゲンとなっている食品については、卵は卵の、肉は肉の専門家といったさまざまな分野の最適と思われる方に執筆を依頼したという。
B5版 328ページ 定価3,360円(本体3,200円) 。

【全国】2010年11月:子供の食物アレルギー発症事例を募集―予防策/藤田保健大

藤田保健衛生大学の宇理須厚雄教授(小児科)らが子供の食物アレルギーの「ひやりはっと事例」の実態調査を行っている。食物アレルギーを持っている子供が原因食品を誤って食べて発症するケースをなくすための予防策、対応策を検討するのが目的。年内に1000例を集めて原因を分析し、予防策をまとめた冊子をつくり学校や自治体に配布する予定という。
調査は、NPO法人「アレルギー支援ネットワーク」(名古屋市)のホームページ上にあるアンケートに答える形式で実施。症状や原因食材対応などの質問に回答する形式になっている。宇理須教授らが事例を分析、来年中に予防策などをまとめる予定。

【全国】2010年11月:日本ハム 親子で作るクリスマスケーキセットを販売

日本ハムは、「親子で作るクリスマス特別セット〜卵・乳・小麦を使わないケーキをご家庭で〜」(冷凍、価格1500円)を販売する。小麦グルテンを一切使用せず国産米粉でつくった「みんなの食卓 米粉パンケーキ(メープル)」とココナッツクリーム、クリスマスケーキ用キャンドルをセットした。
通常はスライス済みの「米粉パンケーキ」だが、このセットではスライスしておらず、カットしてトッピングすると乳・卵・小麦を使わない4号サイズのクリスマスケーキができるという。
日本ハムのオフィシャルオンラインショップ「ニッポンハムお届けネット」で購入できる。
(受付締め切り:12月19日、お届け:12月15日〜12月25日)

【全国】2010年10月:小麦入り化粧品でアレルギー

厚生労働省は10月15日、「小麦成分を使用した化粧品や石けんを使ったところ、顔のかゆみなどのアレルギーとみられる症状が現れた」との報告があると発表した。
化粧品や石けんなどには、保湿性や泡立ちを良くするなどのため小麦加水分解物を使用したものがある。 顔のかゆみなどの症状が出た人の中には、小麦を含むパンやめん類を食べた後に運動したときに、アナフィラキシー反応等の全身性アレルギー(食物依存性運動誘発性アレルギー症状)が現れたケースもあったという。これらの症状は、使用者が気づかないまま、化粧品等に含有される小麦加水分解により感作されたことにより発症した可能性が否定できないという。
厚労省は、製造販売業者に製品に小麦由来成分が含まれている旨の表示、使用中に異常があった場合は使用を控える旨を消費者へ情報提供するよう求めている。
今回の発表は厚生労働省のホームページで閲覧することが出来る。

【京都】2010年9月:アレルギーの子どもも安心のカフェ京都市中京区に開設―親の息抜きの場に

NPO法人「アレルギーネットワーク京都 ぴいちゃんねっと」(京都市左京区)は、食物アレルギーの子どもたちが安心して飲食できる喫茶室「ふわふわカフェ」を9月から開設した。小麦の代わりに米粉を使った豆乳ケーキやパン、有機栽培の紅茶やコーヒー、果汁100%のりんごジュースを数百円で提供する。

京都市中京区のこどもみらい館の貸会議室に月1、2回半日限定で開設し、小麦、乳製品、卵にアレルギーがある子でも食べられるケーキやパンを出す。外食に行けず、ストレスを抱えがちな親の息抜きや情報交換の場にもなりそうだ。

問い合わせはEメール peechannet@yahoo.co.jp またはファックス 075(707)8337。

【全国】2010年8月:おでんなどでアレルギー物質・栄養成分などの情報を店頭で提供
―セブン-イレブン―

セブン-イレブン・ジャパンは、おでん、から揚げなどのホットスナック、中華まんの三つのカテゴリーの商品のアレルギー物質や栄養成分に関する情報の店頭における提供を開始した。

アレルギー物質に関しては、特定原材料7品目に加えて、表示が推奨されている18品目の原材料のなかから使用している原材料の情報を提供している。店内の広告物(POP)に付いている2次元バーコードを読み取り、同社のモバイル用ホームページに接続することで情報を確認することができる。

包装容器に原材料情報などを記載しにくいこれらの商品でも情報を得られるようにしたのが特徴。

【全国】2010年7月:米を入れるだけでパンができるホームベーカリー

三洋電機は、家庭にある米を使ってパンを作るホームベーカリー(家庭用パン焼き器)の「GOPAN(ゴパン)」を10月8日に発売すると発表した。米粉ではなく米そのものからパンをつくる家庭用製品は世界で初めてという。

標準的な使用法は、洗米した米と水、塩、砂糖、ショートニングとグルテン、ドライイーストを入れてボタンを押すだけ。約4時間後にはパンが焼きあがる。

さらに、小麦アレルギーを持つ人にむけて「小麦ゼロコース」が装備されており、グルテンを使うことなくふっくらとしたパンを作ることも可能という。店頭販売価格は5万円前後になる見込み。

【全国】2010年6月:アレルギー発症を抑制する分子が発見された

花粉症やぜんそく、アトピー性皮膚炎など、すべてのアレルギー症状を抑制する分子が発見された。

筑波大大学院人間総合科学研究科の渋谷彰教授らの研究グループは人体の肥満細胞と言う細胞にある新しい分子を世界で初めて発見し、「アラジン1」と名付けた。

このアラジン1は肥満細胞がヒスタミンなどの‘かゆみ物質’を血中に放出することを抑制することがわかっている。実際、アラジン1を持たないマウスを作りアレルギー反応を起こさせたところ、通常のマウスと比較してより強い反応を示した。

アラジン1はもともと人体に存在する物質であることから、その働きを強める方法を解明することにより、花粉症やぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、すべてのアレルギーの根本的な治療が可能になることが期待される。今後、臨床試験が進めば数年後の実用化が期待できるという。

【京都】2010年5月:京都のNPO‘ぴいちゃんねっと’ 専門誌発刊で食物アレルギーの情報
を発信

NPO法人「アレルギーネットワーク京都 ぴいちゃんねっと」(京都市左京区)は、このほど食物アレルギーの子を持つ親向けの専門誌「ふわふわ」を創刊した。

創刊号では、特集として京都市内及びその周辺の家族会及び京都市内の保育園・幼稚園を紹介している他、喘息のある人のための新型インフルエンザへの対応についての厚生労働省のマニュアル、京都市内のアレルギーをもつ子の母親がよく利用する店の紹介を掲載。常設記事として、除去食レシピ、専門医の医療記事なども掲載している。

6月末発刊予定の第2号では、特集として学校給食及び夏休みの旅行に向けてアレルギー対応の宿の紹介記事を掲載予定という。

「ふわふわ」はB5判で800円、原則として春秋の年2回刊行される。京都市内の書店、自然食品店等計6店で販売している他、直接購入を申し込むことも出来る。

詳細はぴいちゃんねっとのホームページを参照。

【東京】2010年4月:食物アレルギー東京都3歳児の14%に ―過去10年で倍増―

東京都の3歳児の14.4%が食物アレルギーとの診断を受けたことがあることが、都が4月22日に発表した調査結果で明らかとなった。
昨年10月、市町村の定期健診を受けた3歳児の保護者7247人に、ぜんそくや食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状についてアンケートを実施し、2912人(40.2%)から回答があった。本調査は99年から5年ごとに行い今回が3回目。3歳までに食物アレルギーとの診断を受けた子供は99年の調査では7.1%、04年では8.5%であり、この5年で急増していることがわかった。原因の食べ物では、卵が最も多く83.9%。牛乳の36.3%、小麦の12.9%がついで多かった。
都では、今回の調査結果をアレルギー疾患対策を進めていくための基礎資料として有効に活用し、保育や教育に関わる関係職員等に対して、アレルギー疾患に関する正しい知識の普及啓発や研修等を実施し、さまざまな角度から総合的なアレルギー疾患対策を推進していくという。
今回の調査結果は東京都のホームページで閲覧することが出来る。

【東京】2010年3月:保育園・幼稚園・学校関係者向けガイドブックとDVDを作成

東京都は、保育園、幼稚園、学校の関係者向けに食物アレルギーを持つ子供に対しての理解を深めてもらうためのDVD付きガイドブックを作成した。ガイドブックでは食物アレルギーを持つ子供に対する個別プランの作成、日常生活における管理や配慮のしかた、アナフィラキシーを発症した際の対応などを解説している。DVDでは、アナフィラキシーを発症した際の対応方法などを映像で説明している。DVD付きガイドブックは関係機関への配布のほか、都民情報ルームで貸し出しも行われている。また、東京都福祉保健局のホームページにもガイドブックの全文が掲載されている。

【京都】2010年2月:迅速検査装置向け専用検査試薬2種を発売(アークレイ)

京都市中京区のアークレイ社は、医療機関での診断に使用する迅速検査装置「スポットケムILSL−4720」の専用検査試薬としてアレルギー検査薬を発売した。このシステムを使えば、アレルギー検査の場合、ごく少量(米粒大)の血液があれば約20分程度で最大5項目の検査が可能となる。

アレルギー検査薬「スポットケムi−LineIgEシリーズ」には食物アレルギー5種類(卵白、卵黄、耐熱性たんぱく、ミルク、コムギ)と、吸入系アレルギー2種類(ネコフケ、スギ)の7種類がある。現在、小児科でこれらのアレルギーの検査を頼むとほとんどの場合外注検査となり時間がかかるが、この試薬を使えば短時間で結果が出る上に、採決量がごく小量なため患者の負担が少なくなる。また、従来の目視による結果判定と異なり、反応の強弱が6段階のランク表示で示されるため、判定者による結果のばらつきも防ぐことが出来る。

【全国】2010年1月:日本ハム、小麦成分ゼロの米粉パンを発売

日本ハムは、小麦アレルギーに悩む方が安心して食べることが出来る米粉パンを開発し、今春に発売する。利用者の意見から、‘おかず’の食品にアレルギーのある方は代替の食品が比較的手に入りやすいものの、‘主食’にアレルギーのある方は代替になる食品のバリエーションが少なく困っていることが明らかになり、今回の開発につながった。

従来も米粉を使用したパンはあったが、生地を膨らませるために小麦由来のグルテンを使った製品が多く、小麦アレルギーの方が安心して食べることができないものもあった。

そこで、日本ハムではグルテンなしでもパンにふっくらとした食感を持たせる技術を確立し、小麦成分ゼロの米粉パンの開発に成功した。開発した米粉パンは、食物アレルギー対応食品の専用工場で製造し、全国の外食店に供給する。また、個人向けにも通信販売サイト‘ニッポンハムお届けネット’より提供する。

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