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2020年

【全国】

みんなが笑顔で食べられる 「植物生まれのプッチンプリン」誕生 ~江崎グリコ株式会社

3月16日、江崎グリコ株式会社は、動物性の原料を使用しない、「植物生まれのプッチンプリン」を発売した。
“プルルン”とした食感はそのままに、豆乳とアーモンドペーストでコクのある味わいに、きび砂糖®でやさしい甘さに仕上げている。子どもに多いアレルゲンである卵と牛乳を使用しないことで、ご家族やお友達みんなで一緒に食べて欲しいとしている。
プッチンプリンは、1972年に発売。2013年には、累計販売個数世界一として、ギネス世界記録に認定され、多くの方に楽しさと美味しさで親しまれている。その次の段階として、みんなが笑顔で食べられる新世代の植物生まれのプッチンプリンを開発。原材料には動物性を使用せず、植物性のみを使用。通常のプリンの原材料として使用される卵や牛乳を使用しない植物性原料のみであることで、それらの食物アレルギーを持つ人だけでなく、より多くの人が笑顔で食べられるプリンを目指した。また、ファミリーパックのトレイには環境配慮型の紙を使用している。

(商品ラインアップ)
植物生まれのBigプッチンプリン(155g) 税別140円
植物生まれのプッチンプリン ファミリーパック(65g×3個) 税別200円
※使用アレルゲン/大豆・アーモンド
植物生まれのプッチンプリンニュースリリースはこちら
プッチンプリンブランドサイトはこちら

※文章について、江崎グリコ株式会社のホームページを引用
【愛知】

給食用“米粉の麺”を開発 食物アレルギーの子どもにも食の楽しさを ~愛知県 東郷町

愛知県東郷町給食センターが、小麦の代わりに米粉を使用した、給食用の米粉麺を開発した。食物アレルギーがある人も、ほかの子どもたちと同じメニューを楽しんでもらいたいという想いから開発したもの。

食物アレルギーを持つ子どもが増えているなかで、学校現場でも給食等でその対応が求められているが、東郷町では、昨年10月から、全員で食べる「にこにこ給食」として、町内の食物アレルギーを持つ全児童生徒のアレルゲンを確認し、該当する全てのアレルゲンを使用しない給食を1学期に1度提供している。特定のアレルゲン(卵、乳、小麦のみ)などを使用しない給食はあるが、該当する全アレルゲンを使用しない給食は全国的にも珍しい。

今までの「にこにこ給食」では、米粉を使ったカレー給食などが提供されていたが、今回、地元東郷町産の米粉を使った米粉麺を開発し、早ければ来年度から町内の小中学校の給食で提供される。

みんなで一緒に食べられる給食のメニューが広がることになった。


文科省 学校給食における食物アレルギー対応指針はこちら

「にこにこ給食」2020年1月の献立表はこちら

【全国】

3.11から生まれた、水を必要としない5年保存備蓄食“LIFE STOCKゼリー” ~株式会社ワンテーブル

株式会社ワンテーブル(宮城県多賀城市)は、水なしでも栄養補給ができ、5年以上の長期保存が可能な備蓄用食品LIFE STOCKゼリーを製造販売している。

商品開発のきっかけは、3.11東日本大震災。未曾有の災害を経験し、「あのとき、本当にほしかったもの。」はなにかを考えたこと。

避難所で配布される食品は、固いものや炭水化物に偏りがちで、呑み込めなかったり、口に入れると喉が渇いてしまうものが多かった。また、長期間に渡る電気も水もない避難生活では、衛生面の悪化や消費期限切れの食品ゴミによる虫の発生、栄養バランスの偏りなど、多くの問題が発生していた。あのとき、本当にほしかったもの。それは、電気、水、ガスがなくても、そして年齢や体調を問わずに摂取することができる栄養価の高いゼリー飲料。長期保存を可能にするための充填技術やパッケージの開発を経て商品化された。

現在では、宮城県多賀城市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。

LIFE STOCKゼリーの種類と特徴、購入方法

(種類)
1 エナジータイプ100g:2種類 ぶどう味/洋ナシ(ペアー)味
 震災直後にエネルギーが補給できるタイプ 202kcal
2 バランスタイプ30g:アップル&キャロット味
 不足がちな栄養素を補給できるタイプ 20kcal
(特徴)
・保存期間(常温) 5年半
宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共創プロジェクトから生まれたレシピで、避難所で不足しがちな栄養素が手軽に摂取できる
・水分補給の役割も担え、嚥下状態に関わらず誰でも摂取できる
・胃ろうでの摂取も可能(LIFE STOCKゼリーバランスタイプ)
・食物アレルギー対応(2020年2月1日時点でのホームページ掲載情報)
 エナジータイプ2種類:特定原材料等27品目不使用
 バランスタイプ:特定原材料7品目不使用(大豆、りんご使用)
・コンパクトで、保管場所も廃棄場所も省スペースで済み、持ち運びも便利
(購入方法)
各通販サイトで取扱いあり  検索「ライフストックゼリー」

※文章について、株式会社ワンテーブルのホームページを引用

【全国】

被災地支援の炊き出し アレルギー配慮 自衛隊が原材料表示 ~陸上自衛隊

陸上自衛隊は、災害に見舞われた被災地の避難所で提供している炊き出しの食事について、2019年8月から、使用している原材料や調味料などの表示を始めた。これまでは、何が入っているか分からない不安から、炊き出しを食べられないアレルギー患者もいた。

炊き出しでの表示は、8月に九州を襲った集中豪雨の被災地での「給食支援」から始まった。その後、関東や東北に甚大な被害をもたらした台風19号では、長野市2箇所、茨城県常陸大宮市、福島県いわき市、宮城県角田市の計5か所で実施された。

長野市では、市から提供された食材と献立を自衛隊員が調理。避難所で配る弁当を入れるボックスに食材名と特定原材料7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生(ピーナッツ)、えび、かに)が入っていないことを示す表示を貼り付けた。

他の地域では、温かな豚汁などの炊き出しを実施。汁物を配る場所に、食材や調味料を記した手書きの紙を貼り出し原材料を知らせる工夫をした。

2011年の東日本大震災では、周囲に理解されず苦しんだ患者の声や、被災地では、食物アレルギー対応食品を入手することは困難であること、また、提供された食事を食べてショック症状を起こした事例もあったことを受けて、横浜市のNPO法人が防衛相に炊き出しの際の表示を要望したことがきっかけとなり、同省は、2018年の年度末に全国の部隊に原材料等の表示対応をするよう周知していたもの。

内閣府の調査では、食料を備蓄している市町村の約6割が「食物アレルギーに配慮した備蓄をしている」と回答し、取組は少しずつ進んでいる。しかし、2018年の西日本豪雨では避難所の担当者が対応食の備蓄を知らず、活用されなかった事例もあった。

参考ホームページ:TEAM防災ジャパン