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最新のお知らせ

2003年

【全国】

食物アレルギー対応のケーキを販売

洋菓子専門店「メルヴェイユ」経営(上野市平野中川原)の山中俊明さん(53)が、食物アレルギーの子どもたちも食べられるケーキを考案。クリスマスケーキの予約販売を行い、疾患を持つ子どもや親たちに喜ばれた。山中さんは全国の洋菓子店を対象に、製法の指導を実施されている。スポンジケーキには、アレルギー物質となる卵や小麦粉が使われ、特に、卵白が取り込んだ気泡が、膨らみ具合を左右し、卵がなければクッキーのように固くなる。山中さんは妻の信子さん(53)と試行錯誤を繰り返し、軟らかくするためのコンニャクなど、12品目を使い完成。

【全国】

カルピス(株) 花粉症・アレルギー性鼻炎対応の乳酸菌飲料等を開発

カルピス(株)(東京都渋谷区)は、花粉症・アレルギー性鼻炎などアレルギー抑制効果を実証した乳酸菌「L‐92」を含む「インターバランスL‐92」を2004年1月13日から新発売。同社は所有する2000株以上の研究対象の乳酸菌から同乳酸菌を選抜、高い抗アレルギー作用(IgE抗体の産出抑制)に着目し研究している。手軽な小容量の乳製品乳酸菌飲料「インターバランスL‐92ヘルシーショット」(100ミリリットル、150円)、喉の渇きも癒せる清涼飲料水「同ヘルシーグルト」(350ミリリットル、170円)、まろやかな味わいの発酵乳「同飲むヨーグルト」の三シリーズを展開。

【全国】

花粉症の症状を緩和する成分を含む機能性食品を発売

花粉症の症状を緩和する成分を含む機能性食品が相次いで発売されている。
コカ・コーラグループが、ペパーミント抽出物300mgを配合したミントポリフェノール入り紅茶飲料「春のミント習慣」(350ml入りペット160円、340g入り缶150円)を全国発売。
キッコーマンがトマト果皮に含まれるポリフェノール「ナリンゲニンカルコン」を成分とする栄養補助食品「キッコーマン トマトのちからドリンク」(50ml瓶、オープン価格・目安価格は180円くらい)と、「キッコーマン トマトのちから チュアブルタイプ」(15粒袋、オープン価格・目安価格600円くらい)を全国発売。
これらの商品は花粉症の症状を緩和できることをヒトで確認した商品群ではあるが、薬事法の関係上、ヒト試験の研究結果を、商品と一緒にして消費者に伝えることができない。

【全国】

神奈川科学技術アカデミー(KAST) アレルギー診断用チップを開発

神奈川科学技術アカデミー(KAST)の伊藤嘉浩研究室長(再生医療バイオリアクタープロジェクト)は、アレルギー診断用チップを開発。このチップには、光に反応する官能基を導入したポリエチレングリコール(PEG)などの高分子とアレルギー物質を溶液中で混ぜ合わせ処置することで、アレルギー物質が安定的に固定化してある。ここに血液サンプルを添加、反応させて測定する。本方法によれば、血液サンプルの量が従来法(マイクロプレート)に比べ100分の1程度(1ミリリットル以下)に低減でき、更に、異なる物質をチップ上の多数のスポットに固定化することで、アレルギー反応の有無を効率的に調べられる。

【全国】

キリン 乳酸菌でアレルギー改善作用を発見

キリンビールは10月15日、花粉症などのアレルギー症状に対し改善作用を持つ乳酸菌を昭和女子大学、グループの小岩井乳業との共同研究で発見と発表。 百種類以上の乳酸菌を比較研究し、小岩井乳業保有の「KW乳酸菌」に高いアレルギー改善作用があることを発見。菌が死んだ状態でも効果があり、錠剤や粉末など食品への幅広い応用が期待される。今後、小岩井乳業がヨーグルトなどの乳製品、キリンビバレッジがお茶などの清涼飲料、機能性食品メーカーのキリン・アスプロが健康食品として商品化。

【全国】

日本ハム 「FASTKlT イムノクロマト」発売

日本ハムが日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(日本BD)と共同で進めていたイムノクロマト法による食品アレルギー物質迅速検出キット「FASTKIT イムノクロマト」を10月7日から発売。日本ハムが製造、日本BDが販売する。米国のベクトン・ディッキンソン&カンパニーがもつイムノクロマトの特許技術を応用、分析機器無しで、前処理した試料液を滴下し約15分で食品アレルギー物質を検出できる。また、食品アレルギー物質が検出された場合には、同じ試料液を使ってELISA法で定量的な検査をすることが可能。

【全国】

生化学工業 アレルゲン物質検出キットを販売

生化学工業は、食品アレルギー物質の簡易検出試薬キット(ナノトラップ―アレルゲン検出キット:ロート製薬開発:価格2万8千円/セット)を10月から販売と発表。卵や小麦、そばなど厚生労働省に指定されている五つの食品アレルギー物質の有無を専用の分析機器無しで15分で判定可能。

【全国】

岐阜大、横浜市立大 IL18の構造と作用を解明、新薬の開発に挑戦

気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎など免疫疾患の発症を抑制するたんぱく質(インターロイキン(IL)18)の構造と作用機構を、岐阜大医学部小児病態学(小児科)の近藤直実教授、加藤善一郎助手らの研究グループが、横浜市立大総合理学研究科の白川昌宏教授らと共同で解明。この成果は、米科学誌ネイチャー・ストラクチュラル・バイオロジー11月号に発表する。同グループは、IL18に欠陥がある場合にその欠陥のみを的確に補い、副作用がほとんど生じない薬品の研究開発を始めている。

【全国】

岐阜大 アレルギー疾患の発症原因を同定する検査キットを開発

10月4日の日本小児アレルギー学会において、岐阜大医学部小児病態学の松井永子氏が、アレルギー疾患の発症原因を同定する検査キットを開発したと発表。同氏は、IgE産生を抑制するサイトカインの塩基配列を検討し、IL-12Rβ1、IL-12Rβ2、IL-18Rα、IFN-γR1で、新たな遺伝子変異を見いだした。更に、インベーダーアッセイ法を用いてこれらの遺伝子変異を簡単に正確に検出する方法を構築、血液数的で患児の遺伝子を解析する検査キットを開発した。同キットで喘息児の遺伝子を調査し約3割の患児のアレルギー発症原因を同定できた。同技術は、アレルギー体質か否かを同定でき、新生児に使用すれば将来起こり得るアレルギーの予防に有用。

【全国】

西川ゴム工業と清水化学 アトピー抑える健康食品を開発

西川ゴム工業(工業用ゴム製品製造:広島市)と清水化学(健康食品製造:広島県三原市)は9月9日、コンニャクイモを利用したアトピー性皮膚炎などアレルギーの発症を抑える健康食品の商品化で合意と発表、一年以内の商品化を目指す。
両社は、広島大大学院の小埜和久教授と共同実験を実施、アトピー性皮膚炎のモデルマウスに、餌としてコンニャク芋の主成分であるグルコマンナン(コンニャク製造用より高純度化、微粉末化)を混ぜ、発症マウスのアトピー症状緩和と、症状に関係する血中の白血球数の減少を確認。
両社は今後、他のアレルギー症状(花粉症等)への効果についても検証する 。

【全国】

永谷園 アレルギー対応ブランド「A-Label」を発売

永谷園(東京都港区、03・3432・7813)は、アレルゲン品目や香料など不使用の新ブランド「A‐Label」シリーズを発売。「A‐Label」は2002年から食品衛生法で「特定原材料」として表示が義務付けられたアレルゲンの卵、乳、小麦、そば、落花生の五品目、更に、香料や着色料を不使用とした。まずは、「ふりかけ(さけ・おかか)」(30g、200円)、レトルトカレー「ポークカレー(甘口・中辛・辛口)」(210g、180円)の五アイテムを販売。アレルゲン物質の混入を避けるため、工場内の隔離した場所に専用ラインを新設するなど生産管理体制を徹底。 更に、同社Webサイトに新しく「A‐Label」シリーズ専用ページを設置。商品情報やアレルゲン情報を提供し消費者の食の安全へのニーズへの体制を整える 。

【全国】

文部科学省が来年度アレルギーに関しての本格的な調査を実施

来年度、文部科学省はアトピー性皮膚炎やぜんそく等のアレルギー性疾患を持つ児童生徒が増加傾向を示していることに対し、同省として初めて本格的に包括調査を実施することとなった。専門家による研究会を設置し、病気の状況や、学校の対応に関して調査する。支援体制づくりを目指し、アレルギー対策における学校の役割を明確化する。

【神奈川】

2003夏季学校給食学習会で食物アレルギーについてもテーマに

毎年夏休みを利用して開催される、「夏季学校給食学習会」が8月4日から6日にかけて横浜で開催されました。今年は、食の安全性や地場型学校給食・スローフードなどのテーマに加え、食物アレルギーについても「リスクコミュニケーションと学校給食」というテーマで取り上げられました。
(主催は全国学校給食を考える会・東京都学校給食栄養士協議会・日本教職員組合)

【全国】

日本ハム イムノクロマト法食品アレルギー物質迅速検出キットを共同開発、年内発売予定

日本ハム株式会社日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(日本BD)は、共同開発を進めているイムノクロマト法による食品アレルギー物質迅速検出キットの本年中の発売をめざすと発表致しました。 このイムノクロマト法による食品アレルギー物質迅速検出キットは、日本BDの親会社であるベクトン・ディッキンソンアンドカンパニーが有するイムノクロマト法の基本技術をベースとして、日本ハムが独自の技術で作製した食品アレルゲンに特異的な抗体を用いて開発を進めてきたもので、プレートに前処理した試料液を滴下した後、約15分でアレルゲンの有無を判定できます。なお、このキットの販売は、日本BDが担当する予定です。

<日本ハムでは食品および原材料中のアレルギー物質を検出するためのELISA法を用いた「FASTKIT エライザシリーズ」を昨年4月より発売しています。尚、本キットにつきましては、厚生労働省医薬局食品保健部長通知『アレルギー物質を含む食品の検査方法について』(食発第1106001号;平成14年11月6日付け)に収載しています。>

【全国】

外食業界がアレルギーに関する指針案決定

外食業界の団体で大手を中心に430社が加入し、業界の売り上げの3割を占める日本フードサービス協会が、アレルギーに関する指針案を決定しました。
外食のメニューはアレルギー表示の対象外ですが、業界として自主指針を設け、表示を徹底するということです。アレルギーを引き起こす恐れのある食材や遺伝子組み換え食品が対象ですが、アレルゲンとしての表示対象は卵・牛乳・小麦・そば・落花生で、出来る限り全品に対しメニュー・店内掲示・店頭見本・口頭等で表示、説明するようにします。 指針は農水省と話し合い、近く正式に決定する予定です。

【全国】

日本農芸化学会で雪印乳業が甜茶エキスと柑橘ポリフェノールの抗アレルギー作用を発表

4月2日の日本農芸化学会で、雪印乳業の技術研究所が、甜茶エキスと柑橘ポリフェノール「ヘスペリジン」が抗アレルギー作用を有することを発表しました。細胞株やマウスアレルギーモデルや花粉症ヒトボランティアで効果を検討しました。

【静岡】

静岡県がアレルギー食に精通した栄養士を養成

静岡県は本年度、県栄養士会に委託してアレルギーの専門栄養士を養成します。アレルゲン除去食についてのマニュアル製作や、栄養士らを対象にした指導研修会を実施します。