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最新のお知らせ

2018年

【大分】

ラグビーワールドカップ日本大会へ 食物アレルギー対応食 ~県や学生が取り組み(大分)

別府市旅館ホテル組合連合会別府大学食物栄養学科、そして大分県は、食物アレルギー対応の代替メニュー開発に取り組んでいる。メニュー開発の目的は、2019年に開催されるラグビーワールドカップなどで、国内外からの多様な観光客の増加が予想される中、県内で安心して食事を楽しんでもらうため。

この産学官で立ち上げた「食物アレルギー代替メニュー開発検討チーム」のキックオフイベントとして、学生が考案したメニューの試食意見交換会が開催された。考案したのは、別府大学の食物アレルギー関連科目(食物アレルギーの栄養指導という選択科目は、全国で唯一)を選択した食物栄養学科の3年生。特定原材料7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)を使用せず、宿泊施設で提供することを想定した朝食、夕食の食物アレルギー対応代替メニュー4品を試作し、検討会に参加した約40人で、試食をしながら意見交換が行われた。

完成したメニューは、来春を目途に別府市旅館ホテル組合連合会のホームページ等で公開を予定している。

食物アレルギー代替メニューの意見交換会の様子はこちら

【全国】

正しい知識を伝えるために「アレルギーポータルサイト」を公開 ~一般社団法人 日本アレルギー学会

一般社団法人 日本アレルギー学会は、厚生労働省の補助事業として取り組んでいる、「アレルギーポータルサイト」を公開した。「アレルギー疾患対策基本法」の趣旨に則り、アレルギー疾患医療などに関する正しい知識を広く伝えることを目的としてる。

<内容抜粋>

 ・アレルギーって?
  アレルギーごとの特徴、症状、治療などについて
 ・アレルギー対策
  日頃の対策や情報、セルフマネジメントや治療に使用する薬などについて
 ・もしもの時に(災害時の対応)
  対応方法や避難所生活の注意点、災害派遣スタッフへの注意事項など
 ・医療機関情報
  全国の拠点病院やアレルギー専門医の検索
 ・アレルギーの本棚
  患者向けの冊子や医療従事者向けのガイドラインなどについて
 ・日本の取り組み
  国内の取り組みや法令、研究などについて

 

日本アレルギー学会のアレルギーポータルサイト事業への想い(抜粋)
国のアレルギー疾患対策は、平成26年に成立した「アレルギー疾患対策基本法」と平成29年の厚生労働省告示(アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針)に基づいて取り組まれている。
この指針には、今後、取り組みが必要な事項として、「国は、関係学会等と連携し、国民全員が、アレルギー疾患を有する者への正しい理解のための適切な情報にいつでも容易にアクセスできるようウェブサイト等の充実を行う」と示されている。
現在、インターネットなどにはアレルギー疾患に関する膨大な情報があふれており、この中から適切な情報を選択することが困難となっているが、厚生労働省の補助事業として一般社団法人日本アレルギー学会が運営するサイトを通じて、アレルギー疾患に関する適切な情報が届くことを願う。

アレルギーポータルサイトはこちら

【福岡】

毎朝届くメールで翌日の給食献立を確認 ~食物アレルギーの誤食を防ぐアプリ

福岡食物アレルギーネットワークは、食物アレルギーのある子どもを持つ親向けの「スマイル給食リンクシステム」を開発した。食物アレルギーのある子どもの親にとって、日々欠かすことの出来ない学校給食の献立確認。アプリで最終確認をすることで、誤食を少しでも減らしたいとしている。

アプリには、福岡市教育委員会から提供される給食献立のデータが入っている。保護者は、除去して欲しいアレルゲンと、そのアレルゲンを使った食材の情報を登録する。すると、献立に自動的に「×」が付くシステム。アプリに登録すると、朝9時に翌日の献立のメールが届く。事前に登録していたアレルゲンと食材を使用している献立には赤字で「×」が付いている。学校との献立表の確認に加え、アプリで再確認をすることが出来る。

アプリは、今年4月から本格的にスタートし、今は、福岡市内で約30人が利用している。現在、福岡市内だけに対応しているが、複数の自治体から問い合わせがあり、利用エリアの拡大が期待されている。

<補足>

・現在は福岡市の学校給食詳細献立表に対応

・「スマイル給食リンクシステム」を利用する場合、利用料が必要。料金他、「スマイル給食リンクシステム」についてはこちら

【全国】

アレルギー疾患のこどものための「災害の備え」パンフレット作成 ~(一社)日本小児臨床アレルギー学会

一般社団法人 日本小児臨床アレルギー学会は、アレルギー疾患のこどものための「災害の備え」パンフレットを作成した。

災害が発生すると生活を含め、様々な事が中断され、病気を持つ人は治療を続けることや症状を抑える対応等が出来なくなる事がある。近年の災害時の経験からアレルギーの患者にとってどのような支援が必要か、少しずつ分かってきたが、日頃からどの程度災害に備えておけば良いのかはまだ明確になっていない。そこで、日頃から、患者や家族が医療関係者と話し合いながら、「災害に備える」ことを一緒に考える際にこのパンフレットを利用して欲しいとしている。

「災害の備え」パンフレットは、学会のHPからダウンロードできる。

パンフレットの内容
・基本的な備えセット/相談窓口の案内
・「ぜんそく」「アトピー性皮膚炎」「食物アレルギー」等、アレルギー疾患別の備えや注意点
※「食物アレルギー」についての概要
・災害の前に備えるもの
・災害後の工夫や注意点
 例)食物アレルギーであることを他者に知らせる手段や、あると便利な備品
・火やお湯がなくても食べられるものや、火やお湯があれば食べられるものなど、状況に応じて利用できる保存食について
・レトルト食品のアレンジメニュー 等

一般社団法人 日本小児臨床アレルギー学会HPはこちら 「災害の備え」パンフレットはこちら

【全国】

被災時のアレルギー性疾患症状全般について相談窓口の開設

日本小児アレルギー学会一般社団法人日本アレルギー学会では、アレルギー性疾患全般(ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)について、学会に所属している専門医が対応する、メールでの相談窓口を設置した。災害等で被害に遭われた方々に活用してほしいとしている。
また、災害派遣医療スタッフ向けには、アレルギー疾患対応マニュアルをHPで公開している。

相談時の注意点
※「小児」と「成人」で、窓口がことなる(下記参照)
※相談時には、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、非難されている方は滞在先、かかりつけ医または主治医がいる場合は病院名と医師の名前および症状等を記載する

「小児」のアレルギー性疾患症状についての相談は『小児アレルギー学会』
・ホームページはこちら
・Facebookはこちら
・相談窓口メールアドレスはこちら

「成人」のアレルギー性疾患症状についての相談は『一般社団法人日本アレルギー学会』
・ホームページはこちら
・相談窓口メールアドレスはこちら

災害派遣医療スタッフ向け
・アレルギー疾患対応マニュアルはこちら

【全国】

食物アレルギーでも食べられる商品が増え、選択肢広がる ~専用工場で作ったチョコレートとチーズの様な豆腐

食物アレルギーでも食べられる商品の種類が増え、選択の幅が広がっている。

岐阜県にある株式会社アレルゲンフリーフーズは、板チョコタイプの「アルゲンフリーチョコレート」を製造。販売者である株式会社ニッコーの通販サイト「ショコドーネ」や一部ドラッグストア等で販売されている。

一般のチョコレートには、乳成分が含まれていたり、製造ライン上でのコンタミネーション(アレルゲンの混入)のリスクがあるが、株式会社アレルゲンフーズでは、特定原材料等27品目を使用しない、持ち込まない専用工場で製造。アレルゲン検査等、徹底した管理を行っている。

また、群馬県にある大豆加工食品メーカーの相模屋食糧株式会社は、低脂肪豆乳に発酵の技術を取り入れて、植物性100%でありながらチーズの様な食感の「BEYOND TOFU」を製造している。普通のお豆腐では出来ない、「削る」「溶ける」を実現し、チーズの様な食感と質感を楽しむ事が出来る。

安全、安心はもとより、各社が工夫を凝らし、想いを込めて開発した商品の種類が増え、選択の幅が広がっている。

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【滋賀】

子どもに食物アレルギーがあっても 家族で食事 楽しんで ~医師や看護師が「子ども食堂」を運営(滋賀)

4月28日、滋賀県守山市の福祉保健センターで、卵や小麦などの特定原材料7品目を除去した、食物アレルギー対応の「子ども食堂」が開かれた。

この食堂は、食物アレルギーがあっても子供に安心して食事を楽しんでほしいと、滋賀県立小児保健医療センターを始め近畿一円の医療機関で働くアレルギー専門看護師・管理栄養士(小児アレルギーエデュケーター)が中心になって昨年11月に立ち上げたボランティア団体「スマイルシード」が運営している、全国で初めての医療スタッフによるアレルギー対応子ども食堂。

地域支援の取り組みとして全国に広がる子ども食堂をヒントに始めたこのスマイルシードの「子ども食堂」は、今年の1月からスタートして、これまでに4回開催した。家族同士の交流や運営団体のスマイルシードのスタッフを交えた座談会もあり、情報交換なども出来る場となっている。

スマイルシード「子ども食堂」は こちら

こども食堂の活動報告は こちら

【岡山】

アレルゲン27品目不使用 食物アレルギー対応非常食発売 ~災害時にも温かな食事を

備蓄食品の開発を行っている合同会社 防災ネットワーク(岡山市中区)が、アレルゲン27品目を使用しない、食物アレルギー対応の災害時用非常食を発売した。

2016年の熊本地震をきっかけに、合同会社 防災ネットワークの提案で、神戸学院大学社会防災学科で学ぶ学生でつくる防災啓発グループ「防災女子」、そして、社会医療法人清風会日本原病院(岡山県津山市)等が共同で開発、商品化したもの。

食物アレルギーを持つ方はもちろん、子供からお年寄りまで幅広い世代が食べられるよう、減塩、柔らかさなど、食べやすさを工夫している。

カレーやシチューなどの単品の他に、水を入れると発熱する加熱材と専用の袋とご飯がセットされた商品もあり、火や電気が使えなくても温めて食べることが出来る。

商品の詳細はこちら「防災フード

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【愛知】

災害時の備蓄米77万食分食物アレルギー対応へ切り替え  名古屋市

名古屋市は、災害食として備蓄する乾燥ご飯(アルファ化米)を、2018年度にすべて食物アレルギー対応にすることを決めた。

従来、備蓄していたアルファ化米は、食物アレルギー非対応の「五目ご飯」であったが、2015年度以降、食物アレルギー対応のアルファ化米に順次切り替えを行い、2018年度中に、備蓄するアルファ化米約77万食すべてを食物アレルギー対応にするとしている。

2013年8月に内閣府が策定した「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」に於いて、食物アレルギーの避難者にも配慮した食糧を備蓄することと明記されているが、2014年3月に内閣府が発表した「避難所の運営等に関する実態調査」では、所管の市町村1741自治体のうち、「避難所として指定した施設内に食物アレルギーの避難者に配慮した備蓄をしている」と答えたのは、406自治体だった。

コスト等の問題で、東京、大阪、横浜などでもまだ対応が整っていない中で、人口200万人を超える国内の都市としては初めての取り組みとなる。

避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針はこちら
※P11  4.避難所に於ける備蓄等 (1) 食料・飲料水の備蓄 を参照

避難所の運営等に関する実態調査はこちら
※P25 を参照

【全国】

7年ぶり 食物アレルギー栄養食事指導の手引改訂 ~食物アレルギー患者の生活に携わるすべての人へ

1月10日、食物アレルギー研究会は、厚生労働科学研究班による「食物アレルギー栄養食事指導の手引2017」を公開した。これは、「食物アレルギーの栄養指導の手引2011」を7年ぶりに改訂したもの。この手引は、主に管理栄養士の食物アレルギーの栄養指導レベルの向上を目的にしているが、食物アレルギー患者の生活に携わるすべての人の参考になるとしている。

また、食物アレルギーの治療、管理の原則である「正しい診療に基づいた必要最小限の原因食物の除去」を行う上で必須となる、食物経口負荷試験を実施している施設を都道府県別に検索できる「食物経口負荷試験実施施設」も平成28年度の実績に基づいて改訂している。

●食物アレルギーの治療・管理の原則
『正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去』の改訂内容
【必要最小限の除去とは】
「食べると症状が誘発される食物(原因食物)だけを除去する」について
2011年度版 “念のため”“心配だから”といって、必要以上に除去する食物を増やさない。
2017年度版 過剰な除去を避ける。「念のため」「心配だから」という理由だけで除去をしない。

「原因食物でも、症状が誘発されない“食べられる範囲”までは食べることができる」について
2011年度版 “食べられる範囲”を超えない量までは除去する必要がなく、むしろ積極的に食べることができる。
2017年度版 食物経口負荷試験で症状が誘発された食物であっても、症状を誘発しない範囲の量の摂取や、加熱・調理により症状無く食べられるものは、除去せずに摂取する。

●注意点:“食べられる範囲”は医師が判断する食物アレルギーの治療・管理の原則に則り、正しい診断を受け、医師による“食べられる範囲”の判断、“必要最小限の食物除去”の指導を受ける。

食物アレルギー栄養食事指導の手引2017はこちら
食物経口負荷試験実施施設改訂版はこちら

【全国】

ノングルテン米粉とその加工食品に認証マーク ~ノングルテンの米粉製品が一目で分かりやすく

日本米粉協会は、2017年3月に農林水産省が公表した「米粉の用途別基準」及び「米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン」の基準を満たした、グルテンを含まない「ノングルテン米粉」及び「ノングルテン米粉を使用した米粉加工製品」の認証要領を策定し、この認証要領に基づいて米粉の普及促進を図るため認証ロゴマークを作成した。
また、ノングルテン米粉の認証を適切に行う第三者機関の公募を昨年末から開始し、今年度内にも制度を実行に移す方針。

<ノングルテン認証ロゴマークの種類と使用基準>
1.「ノングルテン米粉」認証ロゴマーク
認証要領に基づくノングルテン米粉製品認証機関の認証を受けた米粉(ノングルテン米粉)に使用。
※グルテンが1ppm以下(1ppm or less)
2.「ノングルテン米粉加工製品」認証ロゴマーク
ノングルテン米粉を主原料として使用した製品であって、当該米粉以外の米粉、グルテン及び食品表示法により表示が義務付けられている範囲の小麦を含まないことを認証機関から認証を受けた加工製品に使用。

<米粉の利用拡大のための推奨ロゴマーク>
日本米粉協会が用途別基準に適合することを確認した米粉製品及び的確な用途・使用法情報の表示をしていると認めた米粉製品に使用。
※推奨ロゴマークの米粉および米粉製品は、ノングルテンとは限りません。

「ノングルテン米粉」および「ノングルテン米粉を使用した米粉加工製品」の認証要領および認証ロゴマークはこちら

【全国】

災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット(改訂版)・ポスター発刊 ~日本小児アレルギー学会

11月27日、日本小児アレルギー学会は、2011年の東日本大震災をきっかけに作成された「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」の改訂版を発行した。
作成から6年が経過し、アレルギー疾患を取巻く環境も変化していることから改定したもの。 また、避難所等に掲示できる、食物アレルギー患者とその家族、および周囲への配慮と注意喚起を促す啓発ポスターも作成した。

パンフレットの改定内容
・疾患ごとに「ぜんそくの子ども用」「アトピー性皮膚炎の子供用」「食物アレルギーの子ども用」、そして、「避難所における行政担当者用」をそれぞれ1枚にまとめた。
・家庭において、薬剤や食品など必要なものを主治医と相談しながら備蓄できるよう、「非常時に備えて」チェックリストを追加。

改訂版「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」およびポスターはこちら