和食 行事食
松花堂弁当は、中に十字形の仕切りがありふたのある弁当箱を用いたお弁当のことで、茶道の懐石料理の流れを汲んでいます。今回はご家庭にある器を使い盛り付けてみました。色々なおかずが混じり合わず衛生的で、且つ美しい盛り付けが可能です。 10種類以上の食材を使い、且つ揚・煮・浸と多種類の調理法を用いたバランスのとれたセットメニューです。
ごはん
260g
焼きのり(2cm幅×10cm長さ)
6枚 0.3g
塩
0.2g
鶏もも肉(皮なし)
100g
塩
0.6g
こしょう
少量
かたくり粉
小さじ2弱 5g
油
適宜
みんなの食卓 ポークウイニー
2本
サラダ菜
2枚 20g
かぼちゃ
60g
里芋
2個 60g
さつま芋
50g
にんじん(5mm厚さの輪切り)
2枚 10g
さやえんどう
4枚 4g
煮汁※
※煮汁
├だし汁
1カップ 200g
├砂糖
小さじ2 6g
├うす口しょうゆ
小さじ1 6g
├塩
0.6g
ブロッコリー
50g
だししょうゆ※
※だししょうゆ
├だし汁
小さじ1 5g
├しょうゆ
小さじ1 6g
りんご
20g
水
80g
粉寒天
0.8g
砂糖
大さじ1強 10g
りんごジュース
60g
レモンの絞り汁
小さじ1/4 1g
1
三色茶巾絞りを作る。里芋は皮をむき、下ゆでする。かぼちゃは2cm角に切る。さつま芋は1cm厚さに切る。にんじんはゆで、もみじ型に抜く。さやえんどうは熱湯でさっとゆでる。
2
なべにだし汁、砂糖、うす口しょうゆ、塩を合わせて里芋、かぼちゃ、さつま芋をやわらかくなるまで煮る。それぞれをラップの上でフォーク等でよくつぶし、茶巾に絞る。茶巾絞りは2個ずつ作る。小皿にさやえんどう、にんじんとともに盛り付ける。
3
鶏のから揚げを作る。鶏肉はひと口大に切り、塩、こしょうをする。かたくり粉をまぶし、170℃に熱した油で揚げる。サラダ菜は食べやすい大きさにする。
4
ウインナーは半分に切り、断面に6等分に切り目を入れ、ゆでる。1の型を抜いた残りのにんじんを5mm角に切り、ウインナーの中心に入れ、お花を作る。
5
ブロッコリーのおひたしを作る。ブロッコリーは小房に分け、熱湯で色よくゆでる。だしとしょうゆを合わせる。ブロッコリーを小皿に盛り、だししょうゆをかける。
6
りんごは皮つきのまま5mm角に切り、レモンの絞り汁をふりかける。なべに水を入れ、寒天をふり入れて加熱しとかす。寒天が溶けたら砂糖を加えてとかし、りんごジュースを加えて粗熱をとる。
7
器にりんごと寒天液を入れ、冷蔵庫で冷やし固める。(調理時間外)
8
のりは2cm幅×10cm長さに切る。ごはんに塩を混ぜ6等分し、俵型ににぎってのりを巻く。器におにぎり、サラダ菜、鶏のから揚げ、ウインナー、おひたし、茶巾絞り、りんごゼリーを盛り合わせる。
栄養価計算(1人当り)
エネルギー(kcal): 471
たんぱく質(g) | 16.7 | 脂質(g) | 9.4 |
---|---|---|---|
炭水化物(g) | 78.4 | ビタミンA(μg) | 8 |
ビタミンB1(mg) | 0.21 | ビタミンB2(mg) | 0.23 |
ビタミンC(mg) | 57 | カルシウム(mg) | 79 |
鉄(mg) | 1.5 | マグネシウム(mg) | 55 |
亜鉛(mg) | 2.2 | 食物繊維(g) | 4.9 |
食塩相当量(g) | 1.4 | ビタミンD(μg) | 0.1 |
科学技術庁編<日本食品成分表2010>による
辻学園栄養専門学校
管理栄養士
野田康子様