和食 行事食
精進料理とは、殺生が禁じられた仏教において野菜や豆類などの植物性の食材のみを用いて作られるお料理の事です。たんぱく源は大豆製品でまかないます。肉もどきの豆腐のハンバーグはまるでお肉で出来ているように見えますね。煮豆は砂糖を加える前にゆっくり十分に煮ておくと、もっと柔らかく仕上がります。酢の物の酢の量もお好みで加減しましょう。
ごはん
240g
もめん豆腐
180g
ごぼう
30g
えだまめ
35g
れんこん
80g
塩
0.8g
こしょう
適宜
かたくり粉
大さじ1 9g
油
大さじ1 12g
【A】タレ※
非表示
※【A】タレ
├しょうゆ
大さじ1 18g
├みりん
大さじ1 18g
├砂糖
小さじ1 3g
├水
大さじ1 15g
大根
60g
にんじん
15g
きゅうり
1/3本 30g
油揚げ
1/3枚 10g
水
1/2カップ 100g
塩
小さじ1/2 3g
【B】甘酢※
非表示
※【B】甘酢
├酢
大さじ2 30g
├だし汁
大さじ1 15g
├砂糖
小さじ2 6g
├塩
1.2g
金時豆(ゆで)
60g
水
1/4カップ 50g
砂糖
小さじ4 12g
しょうゆ
0.2g
絹ごし豆腐
40g
三つ葉
2本 4g
にんじん(スライス)
10g
だし汁
300g
うす口しょうゆ
小さじ1 6g
塩
0.1g
1
ハンバーグもどきを作る。豆腐はキッチンペーパーで包み水けを取る。ごぼうはささがきにして水にさらす。えだまめはゆでてさやから出す。れんこんは2mm幅の輪切り2枚を取り分け、残りをすりおろす。スライスしたれんこんをゆでる。
2
ボールに水けを取った豆腐、塩、こしょうを入れ混ぜる。1のごぼう、えだまめ、すりおろしたれんこん、かたくり粉を加えて混ぜ、2等分して丸めて楕円形に成形する。れんこんのスライスをのせて、油を引いたフライパンで焼く。タレの材料【A】を加えてからめる。
3
酢の物を作る。大根、にんじん、きゅうりは3cmのせん切りにし、塩水に10分程度漬ける。油揚げは3cm長さのせん切りにし、フライパンで乾煎りする。甘酢の材料【B】を合わせる。水けをきった大根、にんじん、きゅうりと油揚げを甘酢に漬ける。
4
煮豆を作る。なべに金時豆と分量の水を入れて火にかける。砂糖を加えて水分がほぼなくなるまで弱火で煮る。仕上げにしょうゆを加える。
5
すまし汁を作る。豆腐は1cm角に切り、にんじんは花形に抜いてゆでる。三つ葉は細かくきざむ。だし汁を火にかけて温め、うす口しょうゆと塩で味をととのえる。豆腐を入れて温め、お椀に注ぎ、にんじんと三つ葉を散らす。
栄養価計算(1人あたり)
エネルギー(kcal): 538
たんぱく質(g) | 17.3 | 脂質(g) | 13.4 |
---|---|---|---|
炭水化物(g) | 84.1 | ビタミンA(μg) | 96 |
ビタミンB1(mg) | 0.25 | ビタミンB2(mg) | 0.12 |
ビタミンC(mg) | 26 | カルシウム(mg) | 200 |
鉄(mg) | 2.7 | マグネシウム(mg) | 106 |
亜鉛(mg) | 2.1 | 食物繊維(g) | 8.1 |
食塩相当量(g) | 2.8 | ビタミンD(μg) | 0 |
科学技術庁編<日本食品成分表2010>による
管理栄養士
野田康子様
料理研究家
為後左依様